8/2 巨 10-4 ヤ → 祝!2勝目!畠は4本目の柱になれるのか?

巨人 10-4 ヤクルト → 対 ヤクルト:10勝5敗0分 神宮球場

勝利投手:畠 4試合 2勝 1敗 0S

セーブ :

敗戦投手:由 規 8試合 3勝 3敗 0S

・投手リレー

巨人:畠→西村→マシソン→高木勇 捕手:小林

ヤクルト:由規→松岡→山本→屋宜→中澤 捕手:中村

本塁打

巨人: 阿部12号2ラン、村田7号ソロ、村田8号3ラン

ヤクルト:バレンティン21号2ラン

フジテレビONE にて観戦 解説:高木豊 実況:田淵裕章

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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの15回戦。巨人は初回、阿部、村田の二者連続アーチで3点を先制すると、三回には阿部、長野の適時打で2得点。さらに六回にも2点を加え、ヤクルト先発・由規を攻略する。巨人先発の畠は立ち上がりから安定した投球で6回を3失点無四球でまとめ、先発投手の役割を果たす。4点差で迎えた八回、3番手のマシソンが1点を失うものの、九回表に村田の3点本塁打で再びヤクルトを突き放し、10対4で勝利を収めた。先発の畠は2勝目をマーク。連日打線が好調を見せた巨人は、連勝を“5”とした

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4試合の登板で2勝、残り2つは首位の広島相手、しかも敗戦は初登板という緊張感の中だったことを考えれば、畠のデビューからの足取りは順調だと言えるのではないだろうか?

前回、広島相手に2ケタ奪三振出来たのは、カープ打線自体が積極的に振ってきてくれたおかげで、今日のヤクルト打線相手にはどうだろか?と注目して見ていたのだが、初回に山崎から空振り三振を取った時に、何となく「あぁ~なるほどなぁ」と思った

高身長から糸をひくようなキレの良いストレートが武器の畠だけど、高い身長を活かして上から投げ下ろすために、やはりバッターからするとボールが見にくそうだ。そういうピッチャーは高めのストレートで三振を取るケースが多い(マイコラスなんかそう)のだが、畠の場合は、この山崎の三振を見てわかるように、低めにも切れの良いストレートを投げることが出来る。あの高さから低めにビシっと投げられたら、打者目線だと高さの把握が一瞬遅れて、綺麗にバットに当てるのは難しそうだ

その上にカーブも投げることが出来るので、一瞬目線を上げられた状態で、今度は同じ高さにストレートを投げられると、それも対処が遅れる

(これもマイコラスにも共通するところ)

尚且つ、腕の振りがキレイな「縦振り」なので、ボールが左右に大きくブレることが少なく、逆に言えば適度に散る形になっている。その分、高さの調整は苦手かもしれないので、中盤以降で球速が僅かに落ち、指の抑えが利かなくなってくると、バレに打たれたホームランのような当たりを食らう可能性は高い。

同様にランナーを背負うとどうしても、キレが弱くなる分だけ、若干不利になる

今日も2回、5回にピンチを迎えたが、2回はチャンスで下位打線、5回は2アウトだったことが幸いして大怪我にはならなかった

個人的に注目したのは4回、いきなり先頭の山崎に3ベースを打たれた場面で、失点を恐れてピッチングを狭くしてしまうと、逆に連打をくらって大量失点になるから、そこだけが怖いなぁと思っていたんだけど、バレンティンの当たりが犠牲フライだったおかげで、ランナーが無くなったと同時にアウトを1つ取れたというところが大きかった。まだ新人なので点差がどうとか、ゲームの流れとか全く考えていないだろうけど、見ていると1失点くらいどうということはないという表情に見え、そういう意味ではクレバーなところがあって頼もしいなと感じたのは収穫だった。

それともうひとつは被安打7、3失点はしたものの四死球が0個だったこと。決して構えたところにビシっと決めるタイプではないのだけど、荒れかたが適度なだけに、逆にそれが武器となって四死球を少なくしているのは評価が高い

(それには、ストライク先行でドンドン投げてゆくタイプだという事も影響していると思う)

ストレートのキレが良いから、バッターはどうしてもそれに合わせざるを得なくなり、しかもストライク先行で来るので早打ちせざるを得なくなる。で、ストレートのタイミングに合わせると変化球にタイミングが合わず…という循環が出来るので、自然と投球テンポが早くなり、攻撃へのリズムが良くなるから、打線の援護も期待できる

前回の登板の時に、上原二世になれる逸材と書いたのだが、それはそういう投球スタイルが私に上原を思い起こさせたのだと思う。

(見た目のイメージは違うけれど(笑)、ストレートがもっとキレれれば、江川二世になれると言ってもいいかもしれない)

ま、課題もそれなりあるけれど、畠について話をしてると、それだけで今日のレポートが終わってしまうので(笑)今日についてはこれくらいにしておきたいと思うけれど、最後に表題の4本目の柱になれるかどうか?については、セの球団一回りくらいまでは、初対戦ということである程度ゲームは作ってくれそうな気がする。

問題は相手に研究された時や、ある程度登板を重ねて疲労がたまってきた時に、どういうピッチングをするかどうか、あくまでも自分の良さを貫いて、打たれても頑なに同じスタイルでゆくのか、相手の目先を変えるような器用なピッチングを見せてくれるのか、どちらが正解という答えは無いと思うのだが、8月中~下旬くらいに来るであろう最初の疲労のピーク時に、苦しみながらもゲームを作ることが出来たら…間違いなく4本目の柱になってくれると断言したくなると思う

(怖いのは病み上がりだし、そこまでの間に違和感とか、故障とかで離脱するようなこと)

さて、打線の方だけど・・・これで3試合連続1試合3ホーマー、2試合連続10得点と非常に点が取れている。

なかでも注目なのはソロホームランではなく、ホームラン3本で6得点取れているところ

特に今日は阿部と村田に出たのはチームにとって大きいですね。やはりクリーンアップのホームランというのはチームの雰囲気がグッとよくなりますし、相手から見ても脅威です。昨日の阿部の守備の動きを見て、あのキレがバッティングにも出てくれば…と昨日書いた後の1打席目で一発回答でしたから、ちょっと嬉しかったですね

村田も強引なバッティングが時々出てましたけど、ここ数試合は元のセンター中心のバッティングで今日の2本はまさに村田!という感じでした。この感覚を忘れないように維持してくれれば、今まで坂本に頼りっきりだった打線も、うまく回ってゆきそうな気がします。

そういう意味では、昨日の立役者の坂本、亀井が苦労していましたが、その代わりを務める選手が今日はいたということで、誰かがダメな時は他の誰かがカバーするという流れが出来つつあり、その点でもチームの総合力が上がるのではないかと期待が膨らみます。

ただ、忘れてはいけないのは(ヤクルトファンには申し訳ないですが)、この2戦は最下位相手だったということで、やはり上位球団を相手に、こういうゲームを出来るようにならなければ上には上がれませんし、脅威に思ってもらえません。

来週に控えるその戦いのために、昨日、今日の感覚を今週ずっと持続させ、勢いを持って格上との戦いに挑めるよう、まずは気を引き締めて明日の戦いも、打線の力で勝利を手にして欲しいですね

あ、流れの話で言えば、6回表の攻撃。解説の髙木氏も言っていたけれど、1点失うことを恐れて外野に前進守備を強いれば陽に外野の頭を越され、定位置に戻せばマギーの当たりは外野手の前に落ちるという場面。ヤクルトからすれば何と不運な…と思うだろうし、こちらからすれば、やることがすべてうまくゆくという良い流れが出来ていた。

あぁいうラッキー的な当たりも巨人には少なかったこともあるし、「不思議な勝ち」(今日は違うけど)を手に入れるときには、そういう神様のイタズラみたいなものも必要なので、苦しい時にそういう場面が何度か出てくるようになれば、もっと連勝を伸ばせるかもしれない。

あと、昨日もそうだけど、今日もどちらかというと変化球の甘い球を狙っていたように思う。まぁ相手投手が誰なのかってのにもよると思うけど、難しいボールを打たず、カウントを稼いで、相手が苦しくなって変化球が甘く入ったところをうまく捉えている感じなので、そこはこの先も続けて欲しいなと

甘い球と言えば、長野の1打席目・・・長野が一番悪い時のとんでもない外スラにあっさり手を出したところをみて、「あぁ悪い時の長野に戻っちまった(涙)」と思いっきり嘆いたのだが、2打席目にラッキーな内野安打で点に結びついたところで、最悪の事態がさらに悪くなる一歩手前のところで踏みとどまれた気がする。あとの打席では、外スラを我慢できるようになっていたし、3打席目のレフトフライは悪くない形だったので、個人的には明日の長野にちょっと期待してみたい

せっかくの連勝なので、あんまり愚痴めいたことは言いたくないけれど、唯一残念だなと思ったのは、ある程度のリードを持ってマギーを下げさせるのであれば、できれば寺内ではなく山本を使って欲しかったな。

(1点差とかで守備力重視で寺内なら、まだ納得できるけど)

管理人:みんぐ

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