6/28 巨人 9-0 ヤクルト → 一番厄介だと思ってたヤクルト打線を封じれた!

巨人 9-0 ヤクルト →  対 ヤクルト:5勝5敗0分 秋田こまちスタジアム

勝利投手:杉 内 14試合 6勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:ナーブソン 13試合 2勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→土田→久保 捕手:阿部→小林

ヤクルト:ナーブソン→松岡→カーペンター→赤川→江村 捕手:中村

本塁打

巨人:長野5号2ラン、アンダーソン8号ソロ

ヤクルト:

フジテレビONE にて観戦(録画)

解説:高木豊 実況:竹下陽平

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秋田で行われた東京ヤクルトスワローズとの10回戦。巨人が投打に圧倒的な力を見せて完勝した。打線は初回、阿部、長野の連続タイムリーで2点を先取すると、三回には長野の2ランなどで3点を追加。続く四回、アンダーソンのソロ本塁打を起点に打者一巡の猛攻を見せて4点を奪い、早々に試合を決定付けた。投げては先発・杉内が7回無失点。後を受けたリリーフ陣も反撃の隙を与えず、完封リレーを達成。巨人がリーグ戦の再開初戦を9対0で勝利し、セ・リーグ首位独走へ弾みを付けた

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思い返せば、ヤクルトに3連敗、広島に負け越して交流戦に突入。交流戦の優勝どころか、ペナントに戻った時に首位にいることなど想像出来ない状態から、パ・リーグの好投手から勝ちを拾って、僅差のゲームをモノにし、最終戦で優勝を手に入れ、気がつけば単独首位に立っているという流れ

5日間を挟んで、さぁいよいよペナント再開ってことで、まずは交流戦前に煮え湯を飲まされたヤクルト相手にサクっと連勝して、マツダに乗り込もうと意気込んでは見たものの

バレ、畠山がいないのに交流戦でますます攻撃力を増したヤクルト打線に一体何点取られるのか・・・という心配の方が頭をよぎったりして

開幕戦、交流戦の初戦、ペナント再開の初戦、オールスター空けの初戦などスタートを切る際の投手が誰になるのかってのは、非常に気になるところなのだが、交流戦後のペナント再開のスターターに原監督は杉内を指名した

本来の杉内ならそういう役目を与えられて当然なのだが、ぶっちゃけ今シーズンの杉内にはそこまで圧倒的な信頼感は無い・・・どちらかというと、抹消期間も含めた10日間の間にどれだけ本来の杉内に戻れたか?という期待値で出されたんだと思う。大事なペナント再開のスタートだから菅野にと思わなくもないが、次のマツダでの広島3連戦の方が重要と考えれば、このヤクルトとの連戦は言い方は悪いが「裏ローテ」という形での先発指名という意味合いが強そうだ

とはいえ、今シーズンの杉内もここまでは貯金を作っているし、ゲームも作っている。6月17日のオリックス戦で危険球退場をやらかしてしまったが、先発ローテとしては悪くない。もともと課せられたハードルが高いのでファンも本人も今の成績に納得はしてない感じだけれど、上向きかけた今の巨人打線なら普通にゲームを作ってくれるだけで、勝ちはついてくるだろう

ってその前に亀井、交流戦MVP受賞おめでとう!5月31日の対オリックス戦での亀井のホームラン、翌日も連続でヒーロー。あのあたりから交流戦優勝が現実味を帯びてきたし、チームも粘り強さが出てきたと思う。亀井がいなければ交流戦優勝は無かった可能性も高いし、何よりも守備と走塁での貢献も高く、落としたゲームが数試合あったことだろう

走りこみで下半身を徹底的に鍛え、数字を気にすることをやめ、バッティングも由伸のように小刻みにタイミングをとるスタイルに変更するなど、2009年以降、追い求めてきた成績の呪縛から解き放たれたような大人になった今の亀井は非常に頼もしく感じる

これで坂本、片岡、亀井という1~3番はほぼ決まり、あとは4、5、6番と下位打線をどうするかに固定の的が絞られた形になったわけだが、何だかんだと言われ、ゲッツーマシンになりかけていた村田が6月に入り徐々に復活。良くなったかと思えば、翌日にはダメというのを繰り返してきた阿部が本来の状態に戻りつつあり、長~いトンネルに入っていた長野が復活とここも目処が立ってきた

DHで戦うことがもう無いので、3人の外国人選手を日替わりで7、8番に起用してゆく下位打線の形も見えつつもあって、開幕前から原監督が言い続けてきた「オールスターまでに形を作る」というのがやっと見えてきた

こうなると中井や下で復活の時を待っている橋本らを先発で起用する場面が、この先あるのかどうか不安というか贅沢な悩みも出てくるが、交流戦が終わってやっと監督がやりたい野球に近づきつつあるのをひしひしと感じるお膳立てが整ったと言えるんじゃないだろうか?

という中で始まった今日のゲーム

正直、今のヤクルト打線の勢いを考えれば杉内は6回3失点を何とか達成して、あとは打線が5~6点取ってくれれば・・・って予想していたんだけれど、良い意味で予想は裏切られた

まずは杉内、この10日間を非常に有意義に使っただろうことが伺えるピッチングだったと思う。バロメータである三振の数こそ4つと少なく感じるが、好調ヤクルト打線が相手だと考えればこんなものか?ストレートに差し込まれるバッターが多かったことから、杉内独特の間が蘇り、ミート力に長けたヤクルト打線をうまく打ち取っていたと見るのが正解だろう。何より四球が1つしかなく、テンポも良かったのが印象的だった

この先も原監督は中5で回してゆくと明言しているので、今日のようなエコなピッチングが続けられるのであれば、今後も期待できるかもしれない。

(本当は今日のような展開なら最後まで投げ切って欲しいところだけど、良い所でやめさせておくというのも一つの手ではあるので、残念ではあるが納得)

ナーブソンは良い投手だと思うが、パ・リーグのエースクラスとやってきた今の巨人打線にとっては大きな壁とはならなかったか、今日は村田、阿部、長野が絶好調だった、中でも阿部のスイングは本人も好調だと言うように、まさに良い時の身体の回転が戻ったように見える。ま、今シーズンに関しては↑でも書いたように、そう思わせておいて翌日はサッパリというのを繰り返しているので安心は出来ないが、スイングを見る限りはモードに入った時の阿部が復活したんじゃないかと期待させてくれる内容だったと思う

外スラに力なく空振りしていた長野も交流戦終盤から良くなり、今日の逆方向へのホームランは完全に長野ならではのスイングとパワーだった。気温も上がり身体のキレがよくなってきた村田も4番として猛打賞だったし、今日に関しては主軸がしっかりと結果を出したゲームで結果も内容も非常に良かったと思う

欲を言えば7、8、9回のどこかでさらなるダメ押しとなる得点があれば完璧だったけれど、それは明日以降の宿題として取っておくとしよう。

そして交流戦前のヤクルト3連敗の時に苦い思い出がある土田を(大量リードがあるとはいえ)2番手に起用した原監督。抑えればさらにレベルアップし、打たれれば自信喪失となる局面で出すあたり演出としては最高だった

土田本人は過去の投球をリキみすぎてダメだったと反省し、そこからは常にリキみを無くすことだけを考えているとTVで言っていたが、楽天戦の初勝利もそうだし、今日も非常に落ち着いて投げていた。四球は反省点だがノーヒットで終わらせて、過去の嫌なイメージを払拭するには十分な内容だったと思う

9-0は正直出来過ぎな感はあるが、ペナントに戻っての初戦の勝ち方としてはコレ以上ないくらい良いスタートが切れた。上がってきた寺内も即起用するなど原監督らしいレスポンスの良さも見れたし、明日に向けて楽しみが増えた勝利だった

さて、6月24日のG球場でのファームの試合

恐らく昇格前の最後の登板になるであろう澤村が投げるってことだったので、仕事の合間をぬってチェックに行ってきた

(ヘタしたらファームで投げる澤村は当分見れない可能性もあるし・・・いや、いいことなんだけど、タダで、しかも目の前で澤村の球を見れることなんて、そうそうあることではないし)

途中で降雨ノーゲームとなってしまったが、この日も非常に落ち着いて丁寧に投げている姿が印象的で、以前のような気負いは全く感じられなかった。澤村らしくないといえばらしくないが、それは良い意味で大人になったと言え、故障をきっかけに一皮向けた新しい澤村を見せてくれるのではないかという期待はむしろ大きくなった

ローテを中5で回すということになれば、現状では澤村の居場所はないのだが、内海の復活時期によってはそこに入る可能性はあるし、交流戦では無双だった小山がペナントに戻って調子を崩すようなことがあればすぐにその枠に入るだろう。

早く見たい気もあるが、万全な状態でチームが苦しい時に戻ってきてくれればそれでイイと思っているので、焦らず気持ちと身体を作って、その時期を待っていて欲しい

ちなみに矢野はもう完全復活している感じだし、大田もまぁ悪くない。和田恋も良かったし、早く上でチャンスを上げて欲しい若手が目白押しで、やっぱファームのゲームは熱くなる。

管理人:みんぐ