8/25 巨人 2-5 中日 → なかなか旨くはゆかないもんだ、これで今季の対中日は勝ち越しがなくなった・・・

巨人 2-5 中日 8月25日(水) 東京ドーム

対 中日:8勝12敗0分

勝利投手:山 井 14試合 6勝 4敗 0S

セーブ :岩 瀬 44試合 1勝 2敗 34S

敗戦投手:東 野 22試合 12勝 6敗 0S

投手リレー

 巨人:東野→山口→越智→高木(C:阿部)

 中日:山井→高橋→浅尾→岩瀬(C:谷繁)

ホームラン:

 巨人:長野17号ソロ

 中日:

前日の勝利で首位の座に返り咲いた巨人。中日ドラゴンズとの20回戦は初回に2点を先制されるも、長野の17号ソロホームラン、ラミレスの犠牲フライで試合を振り出しに戻す。しかし七回、山口が森野に決勝点となるタイムリ二塁打を浴びると、九回にも追加点を奪われ2対5で敗れた。阪神が勝ち首位の座を譲った。

Yomiuri Giants Official Web より

さて、、、どこから切り出すか。

まずは東野かな。初回のバタバタは今に始まったことではないので、東野らしいといえば、らしい投球ではある。その後をしっかり抑えていたし、ある意味、先発としての役割はまっとう・・・・しつつあった。

今年の大きな課題として、6回なら6回、7回なら7回と期待されたイニングを最後まで投げきることが出来ず、7回の途中、6回1/3というところでピンチを作って、交代することになってしまった。6回裏においつき、こっからは中継ぎを含めた投手戦、でも、こうなれば巨人の方に分がある!と思っていただけに、7回を投げ切れなかったことは今年を通じての弱点となっており、その辺がまだ東野にとっての課題だろう。同時に、今季の前半に比べて気持ちを前面に押し出すピッチングがなりを潜めている気がする。もっと打者に対してケンカを売るような迫力のある投球をしていたと思うが、後半戦の彼のピッチングはどうにもまとまろうとして、かえってドツボにはまっているような印象を受ける。まだまだ先のある投手なわけで、今は器用に打ち取ることよりも、仮に打たれたとしても「打ってみろ!」と言わんばかりの挑戦的な投球をまだまだ続けて欲しいと思うのだが・・・

そういえば、しばらく前に、広島のマエケンは東野に付き合いが良く、東野が勝てば勝つし、負ければ負けるという状態で、お互いに最多勝を争いながら抜け出せない関係が続いていると書いたが、ここにきてマエケンが21日に登録抹消。東野にとっては一気に突き放すチャンスであったわけだが、残念ながらモノにすることが出来なかった。そうこうしているうちに、絶好調のヤクルト石川が10勝に到達し、吉見(中日)、久保(阪神)が11勝と迫ってきている。吉見に関しては明日の対決が予想されており、前回、やられているだけにヘタをすると一気に並ばれる可能性もあり、そういう意味でも今日は勝っておかなければならなかった・・・・

東野のあとを受けた山口も、森野に投げた球は不用意だった。丁寧に行ったのか、疲れが出たのか真ん中に入ってしまい、痛恨の勝ち越しを浴びてしまった。まぁ、あの場面に関しては、ピンチを作ってしまった東野に責任があるとはいえ、山口&阿部らしくない攻めで本当に残念。

この中日3連戦の前に、先発が予想されるグライシンガー、東野、内海がそろってジャイアンツ球場で練習していたレポートがあり、その中で共通しているテーマに森野、和田、ブランコのクリーンアップトリオをとにかく抑えるというのがあった。言い換えれば、この3人さえ抑えれば中日にはそうそう得点されないということであったみたいだが、今日に関して言えばファームから復帰して、元気マンマンの藤井にやられた。で、当のクリーンアップには1安打ずつ打たれ、プラス5つの四球を出すという状態。巨人が1,2番を出すと、ガッツ、ラミレス、阿部と強打者を向かえて投手がピンチになるように、中日も同じくクリーンアップを抑えるのはもちろんのこと、その前にランナーを出してはいけない。出してしまうことで、クリーンアップに思い切った攻めが出来なくなり、結果、四球で歩かせてしまう。

本来巨人がやるべき繋ぎを今日は中日にやられ、山井に対しては前回8回で99球のところ今日は6回の時点で90球と粘りはしたが、結果的には打ち切れずに得点を重ねることが出来なかった・・・

今日で対中日には12敗を喫し今季の勝ち越しは絶望となった。明日負ければシーズンの負け越しが決定してしまうわけで、東野のためにも、チームにとっても、そしていずれ来るであろうCSであたるシミュレーションとしても厳しい状況になってしまった。少なくとも山井、吉見はシーズンの間に攻略する様を見せなければ、短期決戦で心理的にもデータ的にも不利となってしまう。内海のでき次第ということになてしまうが、先発投手の出来に関係なく打線のほうは「吉見であっても怖くない」という姿を明日見せてくれなければ、心配の種が増えるだけという寂しい結果となるだろう。